今の季節が旬のブロッコリー。
簡単に調理できて、栄養満点で、色どりにも使えてとても便利な野菜です!
でも、茶色い斑点がついてるブロッコリーってたまにありますよね。
あれって食べていいのかいつも迷ってしまいます・・・。
ブロッコリーについている茶色い斑点は、花蕾の部分なら劣化によるもの、茎であれば「ゴマ症」によるものです。
ゴマ症によるものなら、食べても問題ありません。
劣化によるものなら、その部分は切り取ってから調理してくださいね。
今回はこちらの内容についてまとめてみました。
- ブロッコリーについてる茶色い斑点って何?食べられるの?
- ブロッコリーに含まれる栄養素とは?
- おいしいブロッコリーの選び方
参考にしてみてくださいね。
ブロッコリーについてる茶色い斑点って何?食べられるの?
茶色い斑点が出ている場所別に、説明していきますね。
ブロッコリーの花蕾の部分
私たちが食べている、ブロッコリーの濃い緑の部分。
あの部分が花蕾です。
生のブロッコリーを長期間放置しておくと、花蕾が茶色くなってしまうことがあります。
これは、ブロッコリーが劣化している証拠です。
ブロッコリーが茶色くなっていても、その部分を切り落とせば、他の部分は食べることができます。
しかし、全体的に茶色くなっている場合は、食べない方が安全ですよ。
ブロッコリーの茎の部分
ブロッコリーの茎の部分に茶色い斑点がある場合もあります。
これは「ゴマ症」と呼ばれていて、ブロッコリーに含まれるポリフェノールが黒く変色した状態です。
食べても問題ないので安心してください♪
しかし、全体的に茶色くなっている場合は、花蕾同様、劣化の場合があるので、その部分は切り落として食べてくださいね。
茹でたブロッコリーが茶色い場合
こちらは番外編ですが、茹でたブロッコリーが茶色くなっている場合、この原因は茹ですぎて、ブロッコリーの色素が抜けてしまったことです。
硬めの食感が好きなら2分程度、柔らかめが好きなら3分程度の茹で時間で、ブロッコリーは食べることができるので、覚えておいてくださいね♪
ブロッコリーに含まれる栄養素とは?
ブロッコリーに含まれている栄養素は、タンパク質や食物繊維、ミネラルやビタミンなど多岐に渡るのですが、中でも含有量の多いものについてご紹介します♪
- カリウム:血圧を抑え、むくみを解消する
- ビタミンC:ウイルスや菌から体を守り、免疫力をアップしたり、シミのもとになるメラニン色素の生成を抑える
- ビタミンK:健康な骨を維持する
- β-カロテン:体内でビタミンAに変換され、目の健康を守ったり、皮膚や粘膜を健康に保ち、細菌感染を防ぐ
- スルフォラファン:体の酸化を抑え、老化や生活習慣病、ガンの予防効果が期待されている
栄養素の数でいうと、野菜トップクラスなんです!
おいしい上に栄養までたくさんとれるなんて、ブロッコリーってすごいですね・・・!
栄養を逃さず調理するには、茹でるよりも蒸すのがおすすめです。電子レンジだと手軽にできますよ!
おいしいブロッコリーの選び方
ブロッコリーにはたくさんの栄養素があると分かりましたが、おいしいブロッコリーの選び方を知っていますか?
おいしいブロッコリーの選び方はこちらです。
- 花蕾が固く閉まっていて、丸く盛り上がっている
- 上から見たときに濃い緑色で、花蕾の粒がそろっている
- 茎の切り口がみずみずしい
一方で、茎の切り口が割れて空間があるものは、かたくておいしくないので避けましょう。
そして、たまに見かける紫がかったブロッコリー。
思わず避けている方も多いのではないでしょうか?
でも、むしろ紫色のブロッコリーは、寒さにあたって甘くなったブロッコリーなんです!
ぜひ、スーパーに行ったときには、紫色のブロッコリーを探してみてくださいね^^
ブロッコリーについてる茶色い斑点って何?食べられるの?おいしいブロッコリーの選び方も教えちゃいますまとめ
ブロッコリーについている茶色い斑点って何なのか?ブロッコリーの栄養素やおいしいブロッコリーの選び方についてまとめました。
- ブロッコリーの花蕾部分が茶色になっている場合は、劣化によるもの。その部分は切り取って食べて
- 茎に茶色い斑点がある場合は、ゴマ症によるもの。食べても問題ない
- ブロッコリーにはたくさんの栄養素が含まれており、含有量は野菜の中でもトップクラス
- 花蕾が緑色で、かたく閉まっていて、茎の切り口がみずみずしいものはおいしいブロッコリー
- 花蕾が紫がかったものは、寒さにあたって甘くなっているものなのでぜひ選んで
旬で、おいしく、色どりもきれいなブロッコリー。
栄養も満点でぜひ取り入れたい野菜です。
スーパーに行った際には、おいしいブロッコリーの選び方を参考にしながら、あまーいブロッコリーを手に入れてみてくださいね!
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