いろいろな料理に使えるかぼちゃ。
買ってきてはいいけどなんだか水っぽい・・・!?
そんなときありますよね。
水っぽいかぼちゃは、レンジや鍋で加熱して水分を飛ばすといいですよ。
水っぽいことを逆手にとって、かぼちゃの水分を利用した煮物を作る方法もあります!
どちらもとても手軽にできる方法なので、試してみる価値ありです。
今回はこちらの内容についてまとめてみました。
- かぼちゃが水っぽい!?水分を飛ばす対処法を調べてみました
- 水っぽいかぼちゃを使って煮物を作る方法
- どういうかぼちゃが水っぽいの?見分け方を大公開
参考にしてみてください。
かぼちゃが水っぽい!?水分を飛ばす対処法を調べてみました

水っぽいかぼちゃの水分を飛ばす方法がいくつかあるのでご紹介します。
レンジで加熱する
レンジで加熱することで水分を飛ばす方法です。
かぼちゃをカットして、耐熱皿に皮を下にして並べます。
なぜ皮を下にして並べるのかというと、水分を効率よく飛ばすためです。
かぼちゃの皮は厚く、蒸気が逃げにくいので、皮を下、実の部分を上にしておくことで蒸気が逃げやすくなるんです。
そしてラップをせずに加熱してください。
ラップをして加熱をすると、かぼちゃから出た水分がラップについて、それがまたかぼちゃに落ちてしまうので、今回はラップをせずに加熱する方がいいです。
加熱時間はかぼちゃの大きさやご家庭の電子レンジによるので、500Wで10分程度を目安に加減をしてくださいね。
かぼちゃの表面がしわしわになっていたら、水分が飛んでいる証拠ですよ。
鍋で加熱する
かぼちゃをカットして、皮を下にして鍋に入れます。
皮を下にする理由は、レンジで加熱するときと一緒です。
水を1.5cmほど入れて、蓋をして中火で加熱します。
茹でるときのように、かぼちゃがつかるほど水を入れてしまうと、水分が抜けないので、今回のように水分を飛ばしたいときには水の量が少なくていいんです。
沸騰したら、弱火で10分加熱してください。
その後、蓋を外して、弱火でさらに10~12分加熱して完成です。
水分がなくなりすぎてしまうと焦げ付くので、様子を見ながら時間は調節してくださいね。
水っぽいかぼちゃを使って煮物をつくる方法

水っぽいかぼちゃをほくほくにする方法の一つに、砂糖を使うというのがあります!
浸透圧を利用して、かぼちゃの水分を出して、その水分でかぼちゃの煮物を作ることができるんです。
浸透圧ってなにかというと、濃度の異なる2種類の物質を隣同士に置くと、お互い同じ濃度になろうとするはたらきのことです。
でも、かぼちゃの煮物を作るときって砂糖を使いますよね。
今回大切なのは、その砂糖を使う順番です。
かぼちゃを切ったあと、煮る前に使う量の砂糖をすべてふりかけます!
そのまま1時間ほどおいておくと、かぼちゃから水分が出てきます。
そのあとは、醤油やみりんなどお好みの調味料を入れていつも通りかぼちゃの煮物を作るだけ。
少ない水分で煮ることになるので、蓋をして煮込んでくださいね。
水っぽいかぼちゃは、煮物のほかに、スープやグラタンなどにしてしまうのも水っぽさが気にならなくなります。
どういうかぼちゃが水っぽいの?見分け方を大公開

買うときに、おいしいかぼちゃかどうか見分けるコツをお伝えします!
参考にしてみてくださいね。
- 皮の色が濃い緑
- 皮がかたく、ツヤがある
- ヘタの切り口が乾いていてくぼんでいる
- 左右対称の形
- ずっしりと重たい
- 種が詰まっていて、種と実の色が濃い(カットかぼちゃの場合)
水っぽいかどうかは、ヘタの切り口を見るのがコツ。
ヘタの切り口が乾いていない場合は、水っぽい証拠です。
カットかぼちゃの場合は、熟して甘いものはオレンジ色が濃いんですよ♪
かぼちゃが水っぽいときの対処法と美味しいかぼちゃの見分け方を紹介します!まとめ
かぼちゃが水っぽいときの対処法と、おいしいかぼちゃの見分け方についてまとめました。
- かぼちゃが水っぽいときはレンジや鍋で加熱して、水分を飛ばすとよい
- かぼちゃに含まれている水分を利用して、かぼちゃの煮物をつくるのもおすすめ
- 作る1時間前くらいから、カットしたかぼちゃに使う分の砂糖を振りかけておくだけでいいのでとても簡単!
- ヘタが乾いていないかぼちゃは水っぽい可能性があるので避けて
- カットかぼちゃの場合は、種が詰まっていて実のオレンジ色が濃いものが甘くておいしい証拠
加熱して、水分を飛ばす方法はなんとなく想像がつきましたが、かぼちゃの水分を利用して煮物を作る方法は目からうろこでした・・・!
作り方もとても簡単で手軽なので、みなさんもぜひ試してみてくださいね。
スーパーでたくさんの中からかぼちゃを選ぶときにも、形や皮の様子、重さなどをチェックするのはもちろんですが、今度からはヘタが乾いているかにも注目して選ぶといいですね。
和食にも洋食にもおやつにも使える万能なかぼちゃ。
おいしいかぼちゃを選んで、料理を楽しみましょう♪
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